抗菌コーティングと聞いただけでは、何がどうなるのかさっぱりわかりませんよね。
ナノゾーンコートの抗菌の仕組みを、小学生でも分かるぐらいに詳しく解説いたします!
夏休みが終わる前にこのブログが完成していたら、そっくりそのまま理科の実験で提出できるレベルで難しいことは一切省いて説明しますね!
抗菌と除菌と殺菌の違い

『抗菌』『除菌』『殺菌』の違いって分かる?

薬局などのスーパーマーケットに行くと似たようなコトバで【抗菌】【除菌】【殺菌】グッズが並んでいます。
ただのコトバ遊びではありません、そこには使いたくても使えない理由が!
その謎を一つ一つ紐解いていきます。
【殺菌】
菌を殺すと書いて殺菌。
製品を使い菌の数が減れば殺菌と呼びます。
【殺菌】というコトバは、厚生労働省の薬機法により効果が認められた製品が『医薬品』『医薬部外品』の表示を付けて販売できます。(法律で決められている)
製品のパッケージを見て『医薬品』『医薬部外品』と書いてあれば、国が正式に効果を認めた商品というコトなので製品の殺菌効果があります!と胸をはって言えます。
【除菌】
コトバの意味からして菌を取り除く事が出来る製品です。
菌を取り除くために、結局は【殺菌】していますが、【殺菌】というコトバは国から承認を受けた『医薬品』『医薬部外品』でないと使えないので、【除菌】という表現になります。
※日本ではウソをついて商売をする人が少ないので、【除菌】でも【抗菌】並みの効果がある製品もあります。
そんな【除菌】製品はなぜ、国の承認をとらないのか?と疑問が出てきますが。
国の承認をとると内容成分の変更が容易ではない。という理由があります。
メーカーにとって柔軟に対応できるのであえて【殺菌】の資格をとらない場合がほとんどです。
【抗菌】
【抗菌】は経済産業省の決まりがあり『菌の広がりを抑えること』という決まりがあります。
菌が死ななくても、広がらなければOKというコトです。
(あくまでもガイドライン(廊下は走らず歩きましょう的な))
抗菌のガイドラインでは、『結局、菌がいるじゃん』となりますが、鬼滅の刃みたいに噛まれたら鬼が増殖して行のではなく、鬼が増えていかないので街の平和は守られますね。
※厚生労働省だったり経済産業省だったりややこしい💦
今回のナノゾーンコートは『抗菌』に属するものです!!



ナノゾーンコートの抗菌の仕組み
ナノゾーンコートはナノ化された酸化チタンという抗菌剤を噴霧器にで霧状にして、抗菌したいところに吹き付けます。
ナノゾーンコートの抗菌剤の酸化チタンはナノ化されているので、どこに吹き付けてもOK
吹き付けたところの色や、手触りが変わることもなく抗菌コートできるので、大発明かもしれませんね。
ナノゾーンコートの抗菌の仕組みは、光があるところで菌やウイルスなどの有機物が酸化チタンにふれると分解されます。
その酸化チタンの分解する性質を使いナノゾーンコートでは抗菌しています。
※光があることで、(分解する)効果が促進されることを光触媒と言います。
菌やウイルス自体を分解するので、ナノゾーンコートの抗菌は経済産業省のガイドラインを上回り、しっかりと除菌されていることになります。
※【殺菌】とは書けない。コレが薬機法のパワー


ナノゾーンコートの抗菌が効く範囲
先ほどの【ナノゾーンコートの抗菌の仕組み】でお話した通り、菌やウイルスがナノ酸化チタンに触れることにより分解します。
ナノゾーンコートの抗菌が効く範囲はナノゾーンコートの抗菌剤【酸化チタン】が付着している部分となります。
ナノゾーンコートのデメリットとして、空気中に浮遊している菌やウイルスには効果を発揮しません。
世の中にあふれている抗菌グッズは触れたもの自体に抗菌効果を発するので、空気中を抗菌する抗菌グッズはほとんどありません。
ナノゾーンコートお部屋にあるものすべて、天井・壁・床・テーブル・パソコンなどを抗菌します!
空気中に漂っている菌やウイルスもずっと同じ場所にいるわけではなく、お部屋の空気の流れに乗って天井や壁などにぶち当たります。
その時に菌やウイルスが分解されるので、お部屋をまるごと抗菌している部屋と抗菌していないお部屋と比べた場合でどれだけ安心して過ごせるか想像できますよね。

どれだけ安心して過ごせるか想像できた?

まとめ
抗菌の仕組みは山ほどありますが、今回はナノゾーンコートの抗菌の仕組みを説明させていただきました。
空気は抗菌できませんが、触れる場所は全て抗菌化できます。
菌が付きやすいドアノブなども、毎回除菌するのは面倒。
ナノゾーンコートで一度抗菌すると、継続的に抗菌効果を発揮するので毎回の除菌が必要なくなります。
ナノゾーンで抗菌コートは高圧な風で抗菌剤の酸化チタンを吹き付け、普段触れないところにもしっかりと抗菌加工ができるので、リラックスして毎日が過ごせそうですよね。